水道水の残留塩素を除去する方法には2通りあります。
1)活性炭等でろ過する方法
2)イオン化し遊離塩素にする方法
の2つの方法があります。
また、水道水の中には、次の3種類の塩素系物質が含まれています。
A)遊離塩素イオン (不安定:活性力が非常に高い)
B)残留塩素 (安定性がある)
C)有機塩素化合物 (安定性がある:トリハロメタン等)
このうち、オルトトリジンなどの試薬を使って「残留塩素を測定」する方法では、Aの遊離塩素イオンがわかるのみで、「B」と「C」は全く反応しません。
つまり、試薬を投じて水が黄色に変化したのは、不安定な塩素系物質と不安定な試薬とが反応して、安定化合物が出来たからです。
もともと安定状態にある「B」と「C」は試薬に反応しません。
エカロー蛇口を通した水が、オルトトリジンの試薬によって黄色に変わっても安全ですので、安心してお使いください。